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2002.12.23 CineWave、ソフトウェアのアップデートでMac OS X対応
Pinnacle Systems社から、Cinewave用ソフトウェアCine Wave RT 3.0 Installer、CineAcquire 2.0 Updaterが公開されました。
これで、晴れてCinewaveがMac OS X 10.2.3対応を果たしましたわけですね。
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2002.12.20 フォーカルが、マルチフォーマットコンバータDA-MAX+販売
フォーカルポイントコンピュータ社が 、米ProMAX Systems社との代理店契約を締結したことを発表し、これに伴い、同社のマルチフォーマットコンバータDA-MAX+の取り扱いを開始したことも発表しました。
DA-MAX+については、2002.01.09 マルチフォーマットコンバータDA-MAX+登場 でお伝えしたように、すでにフラッシュバック社から発売されてましたけど、今後は両社併買になるのかな??(まだ問い合わせてませんので、現時点では不明)。
2002.12.20 10bit/8bit非圧縮SDIビデオキャプチャカード、DeckLink
フォーカルポイントコンピュータ社が、豪Blackmagic Design社の10bit/8bit非圧縮SDIビデオキャプチャカードDeckLinkの取り扱いを開始した、と発表しました。
SDI端子のほか、デッキコントロール用にRS-422端子も搭載しています。
10bit/8bit非圧縮SDIやPhoto-JPEGコーデック入出力、DVをリアルタイムでSDI出力可能、OfflineRTコーデックのリアルタイム取り込みなどに対応していますから、Final
Cut Proとのコンビネーションで力を発揮しそうですね。
なお、Blackmagic Design社は、AJA Video Systems社のKona SDやKona HDのQuickTimeドライバ開発も行っていたようです。
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2002.12.19 ZDNet Macの記事: SonyがMacオンリーのビデオ編集ストレージキットを発表
ZDNet Mac:NEWS【ムービー】が2002年12月19日の記事 SonyがMacオンリーのビデオ編集ストレージキットを発表 を伝えていました。
大層なことかと思って読みましたが、なんだ、Rough Cut Advanced Video Editing Storageキットって単に、AIT-2テープドライブとソフト、消耗品のセット商品のことじゃないですか。そういえば、AITテープドライブも、AIT-2フォーマットで、最大容量50GB、データ転送速度6MB/sになってたんですね。
さて、みなさんは、どんなメディアにムービーデータを保管なさってますか??。
2002.12.18 iDVD 2用テーマ集 iDVD Themes Vol.1登場
マックグッズ社が、iDVD 2のテーマ集iDVD Themes Vol.1の販売を開始しました。iDVDThemes.com社製のもののようですね。
先日もご紹介(2002.12.12 iDVD 2用テーマ集 iDVDThemePAK登場)したように、最近、各社からiDVDのテーマ集が出揃ってきましたね。
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2002.12.17 編集コントローラ、SpaceShuttle
フォーカルポイントコンピュータ社が、Contour A/V Solutions社の編集コントローラ、SpaceShuttleの取り扱いを発表しました。
DTV編集用コントローラはいろいろありますが(MacDTV情報ひろば→・ハードウェア関連情報→
編集コントローラ特集)、同社のShuttlePROはMacでDTVなユーザの間では編集コントローラの定番となっていますが、唯一の欠点は机の上でかさばること。キーボードとマウス、それにShuttlePROを机の上におくと、狭くってしょうがないです。
今回のSpaceShuttleは、そこの改善を狙っているらしく、3×3センチ程度の大きさでおさまっているようです。省スペースなShuttlePROというネーミングでしょうか。
それとは別に、願わくば、もちょっとShuttlePRO on Mac OS Xのレスポンスを改善してくれないかなあ(笑)。
2002.12.16 MacDTV of the year 2002-2003、投票開始。
今年もやります、MacDTV of the year 2002-2003。今年の一押しDTV製品・出来事などなどをお寄せください。投票期間は、2002年12月16日〜2003年1月15日です。投票はこちらから。
過去のMacDTV of the yearは、
MacDTV of the year 1999-2000は、PowerMac G3 Blue & WhiteとiMacDVの一騎打ちの後、PowerMac G3 Blue、
MacDTV of the year 2000-2001は、Final Cut Pro 1.2.5とPowerMac G4 Dualの一騎打ちの結果、僅差でFinal Cut Pro 1.2.5に、
MacDTV of the year 2001-2002は、Final Cut Pro 2を大きく引き離して、RTMacに、
それぞれ輝きましたが、今年はどうでしょうか。
投票自動集計システムにより、投票結果をリアルタイムに確認することができます。複数投票も可能ですので、ぜひ、今年の一押しDTV製品・出来事などなどをお寄せください。投票はこちらから。
2002.12.12 iDVD 2用テーマ集 iDVDThemePAK登場
iDVDThemePAK社が、iDVD 2用テーマ集 iDVDThemePAK(PAK1、PAK2)を発売しました。
iDVDのテーマとは、DVD-Videoのメニュー選択時画面における、背景(静止画や動画)、BGM、メニューボタン形状デザイン、といったものを集めたもの。Mac OS 9のアピアランスの[テーマ]と同様の概念です。これまで、iDVD 2純正のテーマだけだったのが、今回初めてサードパーティ製のテーマが登場したわけですね。
わたし的には、こんなアメリカン?!なデザインはどうもなあ(笑)。iDVD純正のテーマって、一見派手っぽいけど、それでいて落ち着いている風でもある、という意味で絶妙だなあと改めて思いました。まあ、デザインはひとそれぞれの好みなので....。
とはいえ、こういったサードパーティ製品がどんどん出てくると、iMovieやiDVDの楽しみ方も膨らんで楽しいですね。
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2002.12.11 新しいムービー編集ソフト、Montage発表。
2003.01.07 すでにみついさんのStudio Orca、12月11日の記事で紹介されており、MacDTV.Newsでもご紹介しようと思ってたんですが、アップし忘れてたことに今になって気付きました。MWSF2003で出る、との噂ですので、あわてて掲載しときます(笑)。
みついさんのStudio Orca、12月11日の記事経由。
Arboretum社から、Montage(モンタージュ)という新しいビデオ編集ソフトが発表になりました。
$149(キャンペーン中は$99)という価格帯からすると、Strata VIDEOShopなどのカテゴリー辺りのコンシューマ向けの製品なのでしょうが、さてさて、iMovieの兄貴分になれますかどうか。
Cocoaで書かれているそうですので、描画やレンダリング等の性能にも期待したいところです。
2002.12.11 アクト・ツー社が、eZedia社のiMovie 2用プラグインをダウンロード販売
アクト・ツー社が、eZedia社のiMovie
2用プラグインeZeClip Plug-in
for Apple's iMovie 2(Mac OS X専用)のダウンロード販売を開始しました。
2002.08.07
iMovieプラグインソフトeZeClip Plug-in
for iMovie 2登場でご紹介した通り、静止画スーパーインポーズのeZeMatte(\3,980-)、P in P効果のeZeClip(\3,980-)、ブルースクリーンといったムービー合成効果のeZeScreen(\4,980-)、という3種類があり、\8,980-のバンドル版もあります。
同社サイトでは、体験版も用意されています。
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2002.12.09〜12.12 DV EXPO WEST 2002開催中。
現地時間12月9〜12日、ロサンゼルスでDV EXPO WEST 2002が開催中です。さて、どんなニュースが流れるのやら。
例えばFinal Cut Pro 4といった大物ソフトの次期メジャーバージョンアップについては、このDV EXPO WEST 2002に発表がなければ、おそらく、4月のNAB2003までおあずけだろうと思います(笑)。はたして。
2002.12.10 フラッシュバック、EchoFire 2.1を国内販売
2002.11.18
Mac OS X対応版Echo Fire 2.1登場でお伝えした通り、Ver.
2.1でMac OS X対応を果たしたSynthetic
Aperture社開発のEchoFireですが、これまで(2.0以前)と同様、フラッシュバック社からの国内販売となりました。
EchoFireは、PhotoshopやAfter Effectsで制作途中のテロップやCGをFireWire→DVカメラ経由のNTSCモニタで色身を確認できるプラグインソフトです。
Ver. 2.0については、MacDTV.com情報ひろば→DTVソフトウェア関連情報→Echo
Fire 2.0で解説していますが、今回のMac OS X対応版では、これまでコントロールパネルで行っていた諸設定を、Dockに現れる[Echo
Fire Server X]アイコンで設定するやりかたにかわりました。
Mac OS X版では、クリップボードの中身をFireWireプレビューも可能となっていますので、PhotoshopやAfter Effects以外のソフトでも、編集途中の画像をFireWire→DVカメラ経由のNTSCモニタで確認できるようになりました。
2002.12.09 MacDTV.forum(掲示板&メーリングリスト)11月分過去ログダウンロード
お待たせいたしました。MacDTV.forum(掲示板&メーリングリスト)の2002年11月分過去ログをダウンロードできます。スレッド型表示で、読みやすくなっております。また、これまで通り、MacOS(8.5以降)のSherlockの「内容で検索(Find By Content)」を使用できるように、掲示板&メーリングリストを「1発言1ファイル」に切り分けてあります。Sherlockを使用した過去ログ検索のヒントについては、Sherlockを使ったオフライン検索法に記載してあります。
2002.12.06 DVD Studio Pro 1.5.2 Updater公開
Appleから、DVD Studio Pro 1.5.2 Updaterが公開されました。
DVD-9プロジェクトでのdual layer break
pointのセットの問題、 Dolby Digital 5.1ストリームのフラッグの問題が改善されているとのことです。
(って、私には専門的すぎて意味がさっぱりわかないんですけど(笑)。一応、DVD Studio Proのユーザなんですが)
2002.12.06 Final Cut Pro 3.0.4(たぶん英語版)公開
米Appleが、Final Cut Pro 3.0.4(たぶん英語版)を公開しました。
たぶん英語版、というのは、注意書きに、French, German, and Japanese versions of the Final Cut Pro 3.0.4 updater are only supported on a matching localized French, German, or Japanese version of Final Cut Pro 3 and the Mac OS. などと明示してくれるのは良いのですが、一方で、このアップデータが英語版なのかどうかRead meにも書いてないからです...。(まあ常識的に考えれば、英語の注意書きなので、英語版のソフトなのでしょうが(笑))
改善点にある「Power Macintosh G4/Dual 1.25 GHzにおけるReal-time performanceがsignificantlyに(!!)に改善される」ってのにひかれて、ダメもと(自己責任)で日本語版Final Cut Proにアップデートをかけようとしたのですが、残念でした、アップデータではねられてしまいました(笑)。(まあ、過去に、とあるハプニングがありましたもんねえ...。そういう意味で予防措置が執られたのかも)。
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2002.12.05 RTMac Mac OS X用ドライバに関して
フォーカルポイントコンピュータ社が、RTMac Mac OS X用ドライバに関してプレスリリースを発表しました。それによると、
Matrox社が、 Mac OS X用ドライバ・パブリックベータ版のスケジュールが遅れている旨、(やっと!!)発表している(Matrox 日本語ウェブサイト-RTMac FAQページ→概要→Mac OS X はサポートされますか?)、とのことです。(2002.12.11上記リンク修正しました。どうもすいません)
まあ、RTMacユーザのわたしとしても、今やどうでもいい感もする今日この頃(笑)。
なぜって...。現行のRTMac for Mac OS 9ですと、3レイヤーまで(例。トランジション(=2ビデオ)+1テキスト、1ビデオ+2静止画、等)なのですが、Power Macintosh G4/Dual 1.25 GHzとFinal Cut Pro 3.0.2だと、ソフトウェアRT処理で、5レイヤー(下図の例 トランジション+3アウトラインテキストはOK。4テキスト目部分だけNG)でもRTプレビューが可能なんですもの(笑)。
それに、今度出るFinal Cut Pro 3.0.4でさらにパフォーマンスが改善するとのことですし。
Power of Xかなんかで、パフォーマンスが圧倒的に向上してくれるとか、あるいは、FireWireリアルタイム出力が可能になるとか、現行のRTMac
for Mac OS 9に比べ圧倒的な改良がないと、いまさら、なあ。
(まだ出ないのかとプレッシャーを受け続けながら今もがんばっている開発者の方には申し訳ないですが...)
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2002.12.04 "CineWave on Mac OS X" Beta Previewセミナー(12月13日)
12月13日(金)、新宿オペラシティのアップル48Fセミナールームで"CineWave
on Mac OS X" Beta Previewセミナーが開催されます。
13時からと16時からの2回開催されますが、16時からの2回目には、フジテレビ映像企画部で使用されたHDコンテンツ制作ワークフロー(アップルのユーザ事例
BSフジ
Final Cut Pro 3とCine WaveでBSハイビジョンコンテンツを制作 参照)についてトークセッションも用意されるとのことです。
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玄光社刊PasoVi誌010号からお越しのみなさま、こんにちわ。
今号から、MacVi(映像制作を愛するMacユーザーのためのページ! )コーナーが消えてしまった(涙)ので、Mac関連ページがほとんどなくなってしまったんですが。
今号は別冊で「Adobe Premiere 6.5新機能ガイドBOOK」が付いていますが、この中では、Windws版の図表なるも、Mac版Premiereならではの機能についてもフォローがなされていますので、まあ、これもMac関連記事に入れてもいいかな...(笑)。
● Final Cut Pro 情報区 「Final
Cut Salon」
Final Cut Pro Unofficialのぷれぷれさんのコーナーは、オフラインRTやメディアマネージャーの話題。
● 「Macでビデオ」の3ヶ月がわかる「Macintosh Digest」 8〜10月分のMacでDTVなニュース
となっております。
2002.11.30 大幅加筆
■ MPEG 1 およびMPEG 2エクスポータ
とりあえず、MPEG関連オプションにはどんな項目があるか、ざっとお目にかけましょう。
cleaner 6のプリセットの中から[NTSC DV to DVD VBR]を選び、その詳細設定を見てゆきます。
[Output]タブの[Option]項目にある{Set...]ボタンを押すと、
[MPEG Encoding Options]ダイアログが出てきます。[Video]タブをクリックすると現れる、MPEG-2ビデオの基本的なオプションは次のとおりです。
● Image size:[DVD]ボタンを押すと、720×480が自動入力されます。
● Quality/speed:[Highest quality][Normal][Fastest speed]の3つの選択肢
● Standard:
[NTSC]か[PAL]か
● Frame rate:
[23.976 fps (film on NTSC)], [24 fps (film)], [25fps (PAL)], [29.97 fps (NTSC)], [30 fps], [50 fps] [59.94 fps], [60 fps]
● Frame format:
[Interlaced, top field first], [Interraced, bottom field first], [Progressive]
● Bit rate
● Bit rate control
この中で、注目のBit Rate Controlでは、[Constant bit rate](CBR)と[Variable bit rate, 2 pass](VBR)とが選択できます。
ちなみに、cleaner 5単体ではCBRのみで、VBRを利用したければ、MPEG Chargerオプションを購入する必要がありました。MPEG Chargerオプションに相当する機能もcleaner 6は標準搭載している、ということですね。
● Aspect ratio
[Square pixel (VGA)], [4:3 (video)], [16:9], [2.21:1 (CinemaScope)]
● GOP pattern
[I frames only], [I and P frames only], [IPBPBPB...], [IPBBPBB...], [IPBBBPBBB...]
さらに、詳細な設定をするには、[Advanced...]ボタンを押します。
● Force sequence headerd for every GOP
● Create closed GOPs:
● GOP size:プルダウンメニューから数値選択
GOP patternがそれぞれ、[I and P frames only]の場合1から0までの整数, [IPBPBPB...]の場合2から20までの2の倍数, [IPBBPBB...], [IPBBBPBBB...]の場合3から30までの3の倍数、が選択肢に現れます。
● Search range:[Low motion]〜[High motion]
ということで、今回の更新では、MPEG関連設定項目についてざっと流しただけですが、cleaner 5単体、および、cleaner 5 + MPEG Chargerと比較してMPEGl関連機能がどう強化されたか、については...、続きます。
2002.11.28 CineWaveとShake2.5のセミナー(12月11日)
イメージワン社とビジュアル・プロセッシング・ジャパン社が共同で、CineWaveとShake2.5によるHD編集とコンポジティングのワークフローを解説するセミナー「HDユニバーサルワークステージ Vol.2 OS X環境での非圧縮HD編集とコンポジティング」の開催を発表しました。12月11日午後、西新宿のイメージワン社ショールームにて。申し込みはこちらから。
■ cleaner 6の新機能
ムービー書き出しツールの定番であるcleanerですが、cleaner
6では、次の新機能を搭載しているとのことです。
・QuickTime 6エクスポータ
・MPEG 1 およびMPEG 2エクスポータ
・Kinomaエクスポータ
・パフォーマンス向上(G4 Velocity Engineに最適化、デュアルプロセッサーに対応)
・Watchフォルダ
・プリセットの充実、カスタム設定の作成及び管理
これらについて、順不同でふれてゆきます。
■ QuickTime 6エクスポータ
ま、これは、QuickTime Export(書き出し)機能にcleaner 6が対応したので、MPEG-4やAACといったQuickTime 6の目玉機能を利用できるようになった、ということです。
[Setting]ウインドウでMPEG-4関連のプレセットを選択し、[Output]タブの[Opttion]をチェックし、[set...]ボタンを押すと、
QuickTime MPEG-4 Exportダイアログを呼び出すことができ、詳細をカスタマイズすることもできます。
こうして現れる詳細設定ダイアログは、QuickTime Player Proで[ファイル]メニューの[書き出し...]コマンドで、[ムービーからMPEG-4]で書き出す場合とおなじで、
参考)QuickTime Player Proで[ファイル]メニューの[書き出し...]コマンドを実行
[オプション]ボタンを押した時にもcleanerのときと同じ設定ダイアログが現れます。(なお、cleanerの場合は英語版なので、ダイアログ内が英語で表示されてますが)
ともかく、cleanerがQuickTime 6に対応したので、cleanerならではの使い方として、Batchウインドウで、
一つ目のムービーをNarrowband用MPEG-4、二つ目のムービーをBroadband用MPEG-4、みっつめをQuickTimeムービー、といった「複数ターゲット」の書き出しも、バッチ処理で簡単にできるようになりました。
続きます。
ディスクリート(オートディスク社)から、discreet cleaner 6 for Macが発売開始されました。アイコンも図柄がかわったんですね。
ソフトは英語版ですが、日本語マニュアル(冊子)が付属されてます。
今週は、cleaner 6のレビューをお送りする予定でおります。
2002.11.22 InterBEE(国際放送機器展)開催(11月20〜22日)
アップル - イベント&セミナー InterBEE 2002情報
ZDNet Mac:INTERVIEW 「Mac OS Xに対応したプロ用ビデオキャプチャカードベンダー、AJAに聞く」
ZDNet Mac:REPORT 「Inter BEE 2002レポート:OS Xフル対応すすむ各社ソリューション」
FCP Unofficial的 InterBEE2002レポート 11/20および11/22
2002.11.20 ビーユージー社ビデオ関連プロダクトのMac OS X対応
ビーユージー社が、ビデオ関連プロダクトのMac OS X対応状況を発表しました。往年の名器DeskStudioシリーズについては、DeskStudio-DR(ロスレスM-JPEGキャプチャーカード)、DeskStudio-UV422/SD(DeskStudio-DR用コンポーネント入出力カード)は、ともに「対応予定なし」とのことです。
まあ、今となってはデジタル全盛ですし、アナログキャプチャーにしてももっと高スペックな製品が上市されている現状では、いまさらMax OS X対応の必要性が薄いことは分かりますが、個人的には、私のDTVはDeskStudioシリーズ(初代DeskStudio、DeskStudio Pro、DeskStudio-DR、DeskStudio-DR+UV422)とともに歩んできたもので、このニュースには感慨深いものがあります。古くからのに本のMacDTVユーザの方々の想いもそうでしょう。
クワッドエレメンツ社が、編集コントローラCommand Postを6000円で特価販売しています。
なお、現状Mac OS X非対応(将来の対応はどうだろ?)なので、考えどころではありますが。
MACPOWER誌(アスキー刊)2002年12月号の第一特集(88〜118ページ)は、「いまこそオススメ DVカメラのA
to Z」。
Mac系雑誌では、DTV特集は売れない(部数の伸びに貢献しない、読者層が少ないから)、といわれておりますが(笑)、ほんと、ひさびさのDTV特集ですね。
そういえば、いま、MacDTV.forum(掲示板&メーリングリスト)でMACPOWER誌の記事の一部の記載をネタに盛り上がっておりますね。
2002.11.18 Mac OS X対応版Echo Fire 2.1登場
主要ソフトのMac OS X対応もほぼ終わり、あとは、プラグインソフトといった「小技の利いた」ソフトのMac OS X対応が進みつつあるMacのDTV界ですが、
Synthetic Aperture.社(国内フラッシュバック社扱い)のEcho FireがVer. 2.1にアップデートされ、Mac OS Xに対応しました。
Echo Fireは、MacDTV.com情報ひろば→DTVソフトウェア関連情報→Echo Fire 2.0でご紹介している通り、PhotoshopやAfter Effectsの画像をFireWireを介してDVカメラに出力することのできるプラグインソフトで、PhotoshopやAfter Effectsでの作業中に、DVカメラに映して「色味」をその場で確認することができます(角煮ん←ってどういう変換??ことえり3)。
なお、LiveFire(FireWire
Video Routing)機能は、今のところ、Mac OS X環境下、およびQuickTime 6環境下では使えません。すなわち、「Mac OS 9
+ QuickTime 5.0.2」環境でしか使えません。
LiveFire(FireWire Video Routing)機能とは、QuickTime PlayerといったQuickTimeのExport機能に対応したソフトから、FireWireに接続したDVカメラ(経由NTSCモニタ)へDV画像として出力できる、という機能です。つまり、出力の際にDVカメラで録画すればDV書き出しができる、ということでもあります。
こういう小技に利いたソフトも揃わないと、Mac OS Xに本格的に移行できないんですよね、DTVでは。
(→)
2002.11.14 MacDTV.forum(掲示板&メーリングリスト)10月分過去ログダウンロード
お待たせいたしました。MacDTV.forum(掲示板&メーリングリスト)の2002年10月分過去ログをダウンロードできます。スレッド型表示で、読みやすくなっております。また、これまで通り、MacOS(8.5以降)のSherlockの「内容で検索(Find By Content)」を使用できるように、掲示板&メーリングリストを「1発言1ファイル」に切り分けてあります。Sherlockを使用した過去ログ検索のヒントについては、Sherlockを使ったオフライン検索法に記載してあります。
2002.11.12 4Uラック型PowerMac G4、GVS9000 4Uが登場
アミュレット社から、4Uラックマウント内蔵PowerMac G4、GVS9000 4Uが登場しました。
GVS9000 4Uは米Grande Vitesse Systems社の製品で、US仕様のPowerMac G4(Mirrored Drive Doors)の中身を4Uラックに納めたものなのですが、ラック収納可能な点、3.5インチベイが最大12基まで搭載、というのはうらやましいですね。
サイズ的には、既発売のGVS9000 2Uシリーズ(ベースはPowermac G4 QuickSilver。→2002.06.04 GVS 9000、国内登場参照)の奥行き63.55cmに比べ、今回のGVS9000 4Uでは奥行きが73.8cmとXserve並になってしまってますね。
すでにPowerMac G4(Mirrored Drive Doors)を買っちゃったわたしとしては、ケースだけ売ってほしい気がします...(笑)。
昨日に続きまして、今日は、レンダリングのパフォーマンスです。
■ レンダリングのパフォーマンス
2002.11.07 Premiere 6.5日本語版.4 で示した、「トランジション」「トランジション+テキスト」の2種類のタイムラインを作成し、レンダリングに要する時間を計測しました。また、参考までにFinal Cut Pro 3でも同様のタイムラインを作成し、その処理時間も評価しました。
テキストは、Premiereの場合Adobe Title Designer、Final Cut Proの場合[アウトラインテキスト]ジェネレータを使用。
トータル34秒ちょっとのシーンですが、この実時間に対する相対値でグラフ化してます。つまり、処理時間「2」とは、実質約68秒間かかる、という意味です。バーが短い方が高速です。
● 「トランジション」の場合
● 「トランジション+テキスト」の場合
この結果を見ると、いろんなことがわかります。
まず、目立っているのが、Premiereの場合、Mac OS 9だと、やたら処理時間がかかる点。
■青棒グラフがPremiere
on Mac OS X、■赤棒グラフがPremiere on Mac OS 9ですが、Premiere
on Mac OS 9の場合、Premiere on Mac OS Xの約2倍遅いことがわかります。
すでにご紹介した通り、RTプレビューの 再生パフォーマンスもPremiere on Mac OS 9の方が悪いですので、全般的にいって、Premiere
on Mac OS Xの方をおすすめします。
考えてみると、Premiere 6.5はMac OS Xに対応した最初のバージョンなのに、Mac OS Xで使用した方がパフォーマンスがよい、というのは、いや、立派です。
次に、おんなじMac OS X環境の土俵でで比較すると、Final Cut Proの方がPremiereの約2倍高速である点。
■青棒グラフ(Premiere on Mac OS X )と■水色棒グラフ(Final Cut Pro on Mac OS X )とを比べて下さい。まあ、違うソフトなので、速度比較に意味があるかは別として、ですが(例えば、遅いけど画質が悪い、なんてケースも考えられるので..)、とりあえず、同等の効果が得られるようにタイムラインで編集しレンダリングしたら、こんな結果だった、と軽くとらえて下さいね。
続いて、PremiereやFinal Cut ProのCPU利用効率を調べてみました。
PowerMac G4 733 (Digital Audio)とPowerMac G4 1.25GHz dual (Mirrored Drive Doors)において、レンダリング実行中のCPU利用状況を、[プロセスビューワ]と[CPUモニタ]で調べました。
Premiere 6.5 on Mac OS X | Final Cut Pro 3.0.2 on Mac OS X | |||||
PowerMac G4 733 (Digital Audio) |
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PowerMac G4 1.25GHz dual (Mirrored Drive Doors) |
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その結果、
PowerMac G4 733の場合もPowerMac G4 1.25GHz dualの場合も、Final Cut Proの方が若干PremiereよりもCPU利用効率が良いようです。
また、Premiereも(もちろん、Final
Cut Proも)デュアルプロセッサを利用できていること、すなわち、利用率が100%を超えていることが分かります。
PowerMac G4 1.25GHz Dualにおいて、Premiereの起動画面を見ると、「2 プロセッサ、AltiVec 検出」と表示されているので、Premiere
6.5は、デュアルプロセッサとPowerPC G4のAltiVecに対応しているのでしょうね。
AltiVec:PowerPC G4に搭載されているマルチメディア数値演算ユニット。AppleがVelocity Engineと呼んでいるもの。
一方で、せっかくのデュアルプロセッサなのに、たかだか107%(Final Cut Proにしても128%)の利用率なので、もうちょっとがんばってほしいものだ、とは思います...。ただし、この問題は、2002.10.04 PowerMac G4(Mirrored Drive Doors)1.25GHz Dualのパワーを引き出すでも触れたような現状では、Premiere 6 .5が特に変だ、という訳でもありません。Premiereに限らず、今後のパフォーマンス改善を期待したいところです。
ご無沙汰してしまいました。マウス操作とタイピングができない状態でしたので。まだ、大量のタイピングができないので、しばらくは、ぼちぼち行きます。
さて、注目のリアルタイムプレビューやレンダリングのパフォーマンスを見てゆきましょう。(データは先週末に採り終わってたんですが、なにせタイピングができなくって...)。
■ リアルタイムプレビュー
これがなかなかなのですよ。意外にも、というとなんですが(笑)、結構使えます。PowerMac
G4 733 Digital Audioでも、「トランジション+1タイトル」くらいなら、そこそこリアルタイムですもの。驚きです。
下図のようなタイムラインの場合、 全シーンレンダリングが必要とのインジケータ(赤バー)が点いていますが、全シーンそこそこRTプレビューされます。
ただし、ドラフト品質でRTプレビューしているようで、デフォルト状態のモニタ画面から少しでもモニタサイズを変えると、コマ落ち再生されてしまいますが...。
なお、ドラフトレンダーの画質を調整することはできず、自動調整のみのようです。
また、Mac OS 9上よりもMac OS X上の方が、RT再生パフォーマンスは良いです(後日示しますが、レンダリング速度に関しても同様です)。
ちなみに、Final Cut
Pro 3の場合、上図と同じように配置したタイムラインですと、
PowerMac G4 733 (Digital Audio)では、タイトルが重なっている部分(インジケータが赤の部分)はRT不可(レンダリングが必要)、
PowerMac G4 1.25GHz dual (Mirrored Drive Doors)では、全シーンRTプレビュー可能、
となってます。
ちなみに、PowerMac G4 1.25GHz dual (Mirrored Drive Doors)だと、「トランジション(2ビデオ)+3アウトラインテキスト」や「1ビデオ+4アウトラインテキスト」までは、RT処理が可能です。ところが、Premiereの場合、PowerMac G4 1.25GHz dual (Mirrored Drive Doors)にしたからといって、目に見えて改善されるわけではありません。
ということで、スクリーン上のリアルタイムプレビューに関しては、Final Cut Proの方が若干パフォーマンスが良い、という印象を受けますが、一方で、「ダメなものはダメ」と赤インジケータで示してRT表示してくれないFinal Cut Proに対し、「とりあえずがんばってみますけどコマ落ちしたら勘弁してね」というPremiereのやりかたも、便利といえば便利です。
また、Final Cut Pro 3では、RTプレビューはスクリーン上のみです。すなわち、外部モニタに出力する場合には、RT処理はできずレンダリングが必要です。この切り替えのためにCommand+F12キーショートカットを、みなさん、覚えてしまうわけですね(笑)。
でも、Premiereの場合、スクリーン上のほかに、FireWireに接続したDVカメラへの出力でもリアルタイムプレビューが可能なのです。まあ、ドラフト画質なので画質はそれなりですが、それでも、タイトルの位置、モーションのおおざっぱな確認、色身確認、といったことが外部モニタで可能な点では、Final Cut ProのRT機能よりも明らかに優れています。
なお、[ディスクから]というのがこれまでのプレビューレンダリングのこと、[ハードウェア]というのがFireWireに接続したDVカメラへの出力のことです。[スクリーンへ]または[ハードウェア]に設定した場合、RTプレビューはEnterキー、プレビューレンダリングするときはShift+Enterキーなので、このキーコンビネーションもすぐに覚えてしまいそうですね(笑)。
リアルタイムプレビューの外部ビデオ出力機能、Mac版のみ、なので、Adobeさんからの贈り物ですね。
次は、レンダリングのパフォーマンスです。
2002.11.06 新PowerBook G4、新iBook登場。
新PowerBook G4、Superdirive内蔵、というのがすごいですね。
なんだか、肩を痛めてしまいまして、大量のタイピングができません(泣)。しばらく、あんまり更新できないかもしれませんので、ごめんなさいね(それ以外は元気なので持て余しております(笑))
2002.11.05 Buena Software社のビデオエフェクトプラグインソフトEffect Essentials
フォーカルポイントコンピュータ社が、Buena Software社のビデオエフェクトプラグインEffect Essentialsの取り扱いを開始した、と発表しました。
Effect Essentialsは、10種類のエフェクト(Super RGB Curves、HSV Curves、Camera Flash、Feedback、Digital Interference、HSV Manipulator、Frame Manipulator、Pixel Manipulator、Radial Glow、Edge Manipulatorからなり、After Effects版とFinal Cut Pro版とが用意されています。
デモ版がフォーカルのサイトに用意されていますが、これらのプラグインのうち、Camera Flashだけは、フリーウェアとして利用できるようです。
2002.11.04 RE:Vision Effects社のAfter Effectsプラグインソフト
フラッシュバック社が、RE:Vision Effects社のプラグインソフト7製品を発売開始しました。
モーフィングツールRE:Flex、インターレース除去ツールFieldsKit、モーションブラーツールReelSmart Motion Blur、2Dイメージを3Dイメージへ変換するShade/Shape、シーケンスの再生速度調整ツールTwixtor 、ノイズ除去ツールSmoothKit、絵画調エフェクトツールVideo Gogh、がラインアップされています。
After Effectsプラグインですが(ですので)、Final Cut Pro、combustionなどで使用することもできます(一部の製品は非対応。フラッシュバック社サイトの対応表を参照)
昨日の続きです。
■ QuickTime ExportやMPEG書き出し関連(続き)
今回から、PremiereでつけたマーカをDVD Studio Proに持ち込んでチャプターマーカにできる、という機能がサポートされました。やりかたは、Final Cut Proの場合を同じで、
まず、Premiereでマーカを打ち、そのマーカを編集します。
そして、[マーカオプション]の[章]に入力します。そして、QuickTime MPEG Encoderを使ってMPEG2書き出しを実行すれば、
チャプターマーカ情報もDVD Studio Proに持ち込むことができます。
先ほど[マーカオプション]の[章]に入力した文字列が、DVD Studio Proのチャプターマーカ名として取り込まれていることがわかりますね。
参考 DVD Studio Proにおけるチャプターマーカ情報画面
まだ肩が上がりませんので、しばらくまともなレビュー記事に仕立て上げる気力がありません。ですので、とりあえず興味ある部分から先に、断片的にご紹介してゆきます。
Premiere 6.5の全体的な機能向上に関しては、以下の過去記事、2002.07.22 Premiere 6.5、発表や2002.07.26 「Premiere 6.5の内部について」、2002.09.26 Premiere 6.5日本語版、発表などをご参照下さい。
■ QuickTime ExportやMPEG書き出し関連
Windows版Premiere6.5の目玉ともいえるAdobe MPEGエンコーダは、Mac版Premiere6.5には付属していません。たぶん、今後も登場はないでしょう。というのも、MacならばiDVDやDVD Studio Proを使うことでDVD-Videoを簡単に作ることができるから、というのがAdobeの言い分です(笑)(→2002.07.26 「Premiere 6.5の内部について」)。
iDVDやDVD Studio Proへ持ち込むためのキモが、QuickTime Exportへの対応です。Premiere 6.0以前と同様に、[ファイル]メニューの[書き出し]コマンドで[ファイル...] を選択すると、こんなダイアログが現れます。
編集に入る前に、プロジェクトの設定を[DV-NTSC リアルタイムプレビュー 標準48kHz]にセットしておきましたから、このプリセットの書き出しは、デフォルト設定のままだとこんな形式になります。
すなわち、この設定は、iMovie 2における[iDVDへ書き出し]と全く同一です。こうして、Premiereで作成した作品をiDVDに持ってゆくわけですね。
ここで、[設定...]ボタンを押して、書き出し設定をカスタマイズしてみましょう。ムービー書き出し設定ダイアログが現れます。
ここで、[ファイルの種類]プルダウンメニューを選択すると、[QuickTime Exporter]が選択肢に現れています。
これが、今回の目玉です。
[QuickTime Exporter]を選択し、詳細設定ボタンを押すと、こんな画面が現れます。
このダイアログは、---すでにお気付きでしょうが---、QuickTime Palyer Proの書き出し機能を同じです。
参考 QuickTime Palyer Proの書き出しダイアログ
[使用]と[出力](QuickTime
Palyer Pro)と項目名称は違っていますが、現れる選択肢は同じです。
また、[オプション]ボタンを押して現れるダイアログ
も、全く同一です。
ということで、DVD Studio Proユーザならば、QuickTimeファイル書き出し設定ダイアログの[書き出し]プルダウンメニューで、[QuickTime MPEG Encoder]を選択すればOKです。
QuickTime MPEG Encoderは、DVD Studio Proをインストールするとあわせてインストールされます。実体は、System/Library/QuickTime/QTMPEGExport.component
QuickTime MPEG Encoderは、QuickTimeのコンポーネントなので、QuickTime Export機能に対応したソフトならばなんでも(Premiere 6.5もこれに対応したから)、このような同様の手順でMPEG2書き出しを行うことができます。
なお、上図で、Toast Video CDという項目が現れているのは、Toast 5.xをインストールしているからです。これも、QuickTimeコンポーネントで、実体ファイルはLibrary/QuickTime/Toast Video CD Support.qtx
とまあ、 QuickTime出力やMPEG書き出し周りは、こんな風になっています。
続きます...。
ということで、ざっと...。まだ、肩が釣ってますので、わたしが興味があるところ辺りから、軽くお送りします。
■ Mac OS X対応
待望のMac OS X対応ですが、パッケージにも明記されているとおり、10.1.3対応。なので、10.2.xはアドビのサポート外なのですね。そのせいもあるのかないのか、わたしにはわかりませんが、10.2.1で使っているといまひとつ挙動不信(笑)。
■ Adobe Title Designer
こんな感じです。文字縁取りも可能。ロールやスクロールもやれます。明らかに、Premiere 6.0以前のタイトル機能よりは充実しています。
充実していますが...、どうも好きになれません、わたしは(笑)。といっても、Final Cut Proのテキストジェネレータも、BorisCalligraphyも今ひとつだなあ、と感じてますが。理想のタイトラソフトとは..??、永遠の課題ですね。
Mac OS X 10.2で使っているせいなのかそうでないのかは知りませんが、プロパティの各パラメータ指定が挙動不信。というか、どういうインターフェースなのかなあ??。
続きます...。
2002.10.25 Premiere 6.5日本語版の発売
ということで、本日から店頭に並んでおります。
2002.10.22 Premiere 6.5日本語版の発売は10月25日予定
最近勝手な予想屋が出没し、
アドビシステムズ社からPremiere 6.5Jアップグレードのお知らせが(先週あたりから)届きはじめましたね。発売予定は今月末とのことです(勝手な予想屋的には10月25日(金)辺りが臭いかなあ(笑))。
と書いておりましたけど、案の定、今週金曜の10月25日発売予定、のようです。
「MacDTV.comでは速攻レビューをお送りします...」といいたいところなのですが、今週末はパソビ誌の原稿もあって忙しいので、なんとも。
2002.10.21 cleaner 6 for Mac国内発表会(11月1日)
ディスクリート(オートディスク社)が、cleaner 6 for Mac国内発表会を開催すると発表しました。11月1日午後、新宿オペラシティのアップル本社にて。申し込みは、こちらから。
Mac OS Xのソフトウェアアップデートで、QuickTime 6.0.2が登場しました。パフォーマンスと信頼性の向上とのことです。
2002.10.19 Final Cut Pro 3 ハンズオンセミナー(10月31日、11月1日)
アップルが、好評のFinal Cut Pro 3 ハンズオンセミナーを再開催すると案内していました。10月31日、11月1日 10:00 〜 12:30と14:30 〜 17:00の4枠。1時間半で2100円。
米discreet社が、cleaner 6の出荷を開始したと発表しました。7月に発表(2002.07.18 discreet社がcleaner 6を発表)されて10月登場ですから、順調な開発でなによりでした。
また、ディスクリート(オートディスク社)も、11月26日より国内販売を開始すると発表しました。通常製品¥88,000-、アップグレード¥28,000-とのことです(双方ともアカデミック版あり)。
主な特徴は、
● QuickTime 6のサポート。その結果、MPEG-4やAACオーディオ圧縮をサポート。
● MPEG-2の2パスVBRエンコーディングのサポート。
この点について解説しておきますと、
CBRとは、Constant Bit Rate、固定ビットレートのこと。
一方、VBRとは、Variable Bit Rate、可変ビットレート。つまり、シーンに応じて転送レートを変化させ、例えば、動きの少ないシーンでは高圧縮、動きの多いシーンでは低圧縮といった具合に融通させることにより、画質の向上を図るわけです。なお、2-pass
VBRとは、圧縮の際、1回目に全シーンをデータ解析して、2回目に(解析結果に基づき)本圧縮を行う、というやりかたです。処理時間は、1-Passの倍ほどかかりますが、VBRが最適化されるというメリットがあります。
cleaner 5.xでは、MPEG-1、MPEG-2圧縮は、CBRのみサポートされており、
Cleaner 5単体のMPEG-2機能
オプションソフトウェアであるcleaner MPEG Chargerをインストールすると、VBR(1-Pass、2-Pass)が使えるようになっていました。
Cleaner MPEG Chargerオプションをインストールした場合
つまり、cleaner 6では、これまでのMPEG Chargerオプションに相当する機能を内蔵している、ということですね。
● 新しいWatch Folderにより、デスクトップのノンリニア編集ツールから直接エンコード作業を行う、または、ネットワークを通じて行うというオプションが増えた。
...って、具体的には、どうなんだろう。Final Cut ProやPremiereのプロジェクトファイルをcleanerに持ってくれたらすばらしいのですが(笑)、はたして。
● G4 Velocity Engineへの最適化、デュアルプロセッササポート、
って、じゃあ、いままでは...(笑)。
● ドラッグ&ドロップによるエンコーディングで、作業効率とスピードが大幅にアップ
clenaerは、5.1.2から、Mac OS Xに対応していたわけですが、メジャーバージョンアップだけに、cleaner 6ではMac OS Xへのさらなる最適化も期待したいところです。
2002.10.11 DVカメラ・デッキとの相性情報、更新
DVカメラ・デッキとの相性情報を更新しました。njato1さん、情報をありがとうございました。
2002.10.10 PowerMac G4(Mirrored Drive Doors)1.25GHz Dualモデルの性能
2002.10.03に引き続き、PowerMac G4(Mirrored Drive Doors)1.25GHz Dualの性能を、Mac OS 9.2.2、Mac OS X 10.xでざっと比較してみました。
テスト環境は、2002.10.03 PowerMac G4(Mirrored Drive Doors)1.25GHz Dualモデルの性能 記載のとおりです。
表1 PowerMac G4(Mirrored Drive Doors)1.25GHz Dualの処理時間
Mac
OS 9 |
Mac
OS 10.1 |
Mac
OS 10.2 |
||
Final Cut Pro 3 | ||||
カラコレ | 00'
49'' 92 |
- |
00'
41'' 93 |
|
ロール | 01'
13'' 75 |
- |
01'
04'' 15 |
|
cleaner 5 | ||||
MPEG2 | 01'
38'' 68 |
- |
01'
38'' 90 |
(参考)表2 PowerMac G4 733MHz Digital Audioの処理時間
Mac
OS 9 |
Mac
OS 10.1 |
Mac
OS 10.2 |
||
Final Cut Pro 3 | ||||
カラコレ | 02'
34'' 17 |
02'
06'' 31 |
02'
02'' 95 |
|
ロール | 02'
23'' 23 |
01'
56'' 16 |
01'
56'' 13 |
|
cleaner 5 | ||||
MPEG2 | 02'
54'' 88 |
02'
47'' 53 |
02'
51'' 16 |
これらの結果からわかるように、Mac OS 9環境下と比較して、Mac OS X 10.1.5、Mac OS X 10.2.1下でのレンダリング処理時間はほとんど変わっていません(わずかに速いとみることもできますが、微妙ですね)。
Mac OS X 10.1だと、描画・メニューのプルダウンといったあたりの動作が緩慢で、しかも虹色円盤グルグル状態にしばしが陥ることもあいまって、実際の作業中にはMac
OS 9に比べて「体感速度的に遅い」と感じてしまいます。
また、今回の結果には現れませんが、レンダリング処理をさせると、「すぐにプログレスバーが出ず、しばらく虹色円盤グルグル状態になってしまう」こともあり、こんなときは、レンダリング処理時間も実質的に長くなってしまいます。とにかく、再現性のない不可解な動作が、Mac
OS X 10.1では多すぎました。(再現性がないから、ベンチマークを取って定量的に示すことができない、というのが始末に悪い...)
Mac OS X 10.2では、描画も、レスポンスも改善され、この辺のストレスも少なくなりました。また、虹色円盤ぐるぐるも少なくなったこともあり、あきらかに体感速度的には速くなった感じを受けます。
とはいえ、今回の結果は、(体感速度はともかく)レンダリング処理時間自体はMac OS X 10.1とは変わっていないことを示しています。(人間の印象なんてあてにならないものですねえ...(笑))。
ということで、総評としては、Mac OS X 10.2環境はDTVでも使い物になるものに仕上がってきた、といったところです。あ、もちろん、お使いのソフト・ハードがMac OS Xに対応しているならば...、ですが(笑)。
2002.10.09 PowerMac G4(Mirrored Drive Doors)1.25GHzのパワーを引き出す
せっかくのDualマシンなので、CPUパワーを最大限に引き出すことを目指して、試行錯誤しております。"レンダリング加速"??コマンドreniceの件ですが、いろいろ試していてちょっとは状況がわかってきました。この件については別の機会でご紹介しますが、その際に気づいたこと。
QuickTime Player 6での書き出し時(書き出し機能を使用するには、QuickTime Player Proにアップグレードする必要があります)を調べてますと、妙なことがわかりました。
書き出し実行時のCPU利用状況を[プロセスビューワ]で見ていますと、PowerMac G4(Mirrored Drive Doors)1.25GHzはDualプロセッサなので最大利用率200%(理論値)のところ、100%しか利用されていません。しかも、[CPUモニタ]を見ると「全体的にみるとどちらのCPUを使っているには使っているが、いっときたりとも2つのCPUを同時に使用されていない」ということが一目瞭然です。
図の上側のプロセッサの利用状況については作図で上下反転させてますので、よりわかりやすくなってますが、上のプロセッサ利用状況と下のプロセッサ利用状況がきれいに「凹凸」になってます。図中、左から1/4辺りから、QuickTime書き出し処理を開始しているのですが、それ以降(右端まで)は、きれいに「凹凸」が重なっています。しかも、上下のプロセッサ利用率を足し算すると、常に100%(CPU 1基分)。
ということで、どなたも思いつくことですが...、QuickTime 6はDualプロセッサに対応していない、のかしらん?。もっとも今回はSorenson Video Codecでの書き出ししか確認していませんので、他の書き出しのケースも検証してみないとなんともいえませんが...。
なお、2002.10.04
PowerMac G4(Mirrored Drive Doors)1.25GHzのパワーを引き出すの記事でふれた、Final
Cut Pro 3単独時の[CPUモニタ]の図を見ていただくと、上下のプロセッサ利用率のグラフが「凹凸」に重なる、という傾向はなんとなく見えてます。Final
Cut Proの場合の利用率は100%を越えている(約105%)ので、QuickTime PlayerよりはDualを活かしているとはいえますが。
こんなことを考えると、Mac OS 10.2や現行のアプリケーションソフトでは、スレッディング処理やマルチプロセシング処理周りが、まだまだベストではないのかなぁ、と思わせます。
この辺りについては、niceプロセス、CarbonとCocoaといった点も絡めて、調べてみようと思ってます。
2002.10.05 ディスクリート、combustion2を劇的価格改定
劇的、なんていうと広告みたいですけど...(笑)。
ディスクリート(オートデスク社)が、combustion 2の国内新価格を発表しました。
combustionは、業務用として定評のあるペイント・アニメーション・3D合成ソフトですが、今回発表された新価格は、combustion 2通常版が150,000円、アカデミック版が75,000円。旧価格が通常版748,000円でしたから、確かに劇的!!価格改定といえますね。
うーん、こうなると、他のソフトの価格へのインパクト(→価格改定)もありですねえ。
この価格帯だと、After Effects Standard版に毛が生えた程度、Pro版よりもお安いわけですから。今回のcombustion値下げで同価格帯になってしまったCommotionとかも。
Shake 2.5(現在600,000円ほど。Apple買収前は160万円ほど)だって、再値下げもありそう(というか、Shake2.5の値付けが、今回のcombustion値下げの引き金を引いた、という見方も一面では真実でしょう)。
2002.10.07 iMovieプラグイン、Slick Vol.3、Vol.4国内販売
オービット社ミューズテクス事業部が、米GeeThree社のiMovie用プラグインソフトSlickシリーズ(Vol.2まで既発売)のVol.3、Vol.4の発売を開始すると、発表しました。
Slick Vol.3、Vol.4に関しては、2002.08.08
iMovieプラグイン、Slickシリーズに新製品で紹介したとおりですが、特にVol.4の方については、ブルースクリーン合成は画期的ですし、PinP(ピクチャーインピクチャー)も使い出がありますね。
(→)
2002.10.07 Toast 5.2 Titanium Mac OS X対応アップデートプログラム
ロキシオ社が、Toast 5.2 Titanium Mac OS X対応アップデートプログラムを公開しました。
(→)
2002.10.06 フォーカル、RTMacの次期アップデートを発表
フォーカルポイントコンピュータ社が、フォーカルが、RTmacのアップデートに関して以下の内容のプレスリリースを出しました。
● Premiere RTMacドライバに関して
加Matrox社は、RTMacのPremiere用ドライバの開発の中止を発表しました。OS9環境でのAdobe Premiere 6.5の使用はサポートされません。また同じくPremiereのOS
X環境でのサポートは行われません。ただし現在OS 9でPremiere6を使用しているお客様へのサポートは、継続して行います。
● Final Cut Pro RTMacドライバに関して
Final Cut Pro用RTMac MacOS Xドライバの開発は着実に進んでおります。OS X用ベータ版ドライバの完成は、11月を予定しています。
ということで、Premiereユーザの方にとっては、残念なニュースです。
結局、「RTMacを使いたければPremiere 6.0.1を(もちろんMac OS 9上で)使い続けろ、Premiere 6.5(Mac OS 9、Mac
OS X両対応)の場合、どちらのMac OSでもRTMacはサポートしない」ということですから。
なお、この発表内容、Matrox社サイトには掲載されていないようで、同サイトのUsers Forumも静かなままなんですが、いったい???。(実はうわさは聞いておりましたが...。これって公式発表前なんじゃないかなあ、これ(笑))。
(→)
2002.10.05 MacDTV.forum(掲示板&メーリングリスト)09月分過去ログダウンロード
お待たせいたしました。MacDTV.forum(掲示板&メーリングリスト)の2002年09月分過去ログをダウンロードできます。スレッド型表示で、読みやすくなっております。また、これまで通り、MacOS(8.5以降)のSherlockの「内容で検索(Find By Content)」を使用できるように、掲示板&メーリングリストを「1発言1ファイル」に切り分けてあります。Sherlockを使用した過去ログ検索のヒントについては、Sherlockを使ったオフライン検索法に記載してあります。
2002.10.04 PowerMac G4(Mirrored Drive Doors)1.25GHz Dualのパワーを引き出す
せっかくのDualマシンなので、CPUパワーを最大限に引き出すことを目指して、試行錯誤しております。
で、まずは、Final Cut
Proでレンダリング実行時において、CPUの利用率を調べてみます。
[プロセスビューワ]でみますと、約105%といったところです(Dualプロセッサなので、各100%、計200%が最大理論値)。
[CPUモニタ]でみても、こんなもんです。CPU時間の半分くらいは使っていない、ということですね。
これではとても悔しいので、UNIXコマンドでプロセスの優先度を変え、Final Cut Proでの処理を最優先にしたりしてみました。この模様は、Mac OS XでDTVの第二弾でお知らせする予定ですが、結果として効果はありませんでした。うーん、残念。
PowerMac G4 1.25GHz Mirrored Drive Doorsの105%(200%中)ということは、Final Cut Proでレンダリング中でも別の作業をしても使い物になるということです。ちなみに、PowerMac G4 733MHz Digital AudioでFinal Cut Proレンダリングした場合、CPU利用率は約90%(100%中)に達していますから、余裕はないことはあきらかですからね。
そこで、cleanerでMPEG書き出ししながら、Final
Cut Proでレンダリング、という過酷なことを行ってみました。
その結果、cleanerには約88%、Final Cut Proへは107%、計195%のCPU利用率となりました。 CPUモニタでみても、ほぼすべてのCPU資源を使い切っていることがわかります。
ということで、複数のアプリケーションを同時実行するなど過酷な処理条件でこそ、Dualプロセッサの資源を使い切ることができる、ということのようですね。
考えてみますと、レンダリング中ほかのソフトで作業できる、というのはDTVの作業上いいですねえ。「ふたつのソフトで同時レンダリング」という今回の例は極端にしても、「Final Cut Proでレンダリングしながら、Photoshopで別の作業」というケースは、現実にありそうですからね。
(→)
2002.10.03 PowerMac G4(Mirrored Drive Doors)1.25GHz Dualモデルの性能
PowerMac G4(Mirrored Drive Doors)1.25GHz Dualモデルのベンチをざっととってみました。
Final Cut Proのカラコレとロール(いずれも9秒20フレのDV素材)、cleaner 5のMPEG2書き出し(9秒20フレのDV素材)のレンダリング処理時間を示します。
検証環境 (Mac OS X 10.2.1)
● PowerMac
G4 1.25GHz Dual Mirrored Drive Doors:
2GB PC2700 DDR-SDRAM、120GB 純正HDD(IBM Deskster IC35L120AVVA07-0)
● PowerMac
G4 733MHz Digital Audio:(Quicksilver733と異なり、2次キャッシュが搭載されています)
1.5GB SDRAM、60GB 純正HDD(IBM DLTA 37060)
その結果、PowerMac G4 733MHz Digital Audioとくらべて、約2倍といったところです。
機種名 |
PowerMac
G4 733MHz Digital Audio |
PowerMac
G4 1.25GHz Mirrored Drive Doors |
|||
処理時間 |
相対性能 |
処理時間 |
相対性能 |
||
Final Cut Pro 3 for Mac OS X | |||||
カラコレ | 02'
02'' 95 |
(100
%) |
00'
41'' 93 |
290
% |
|
ロール | 01'
56'' 13 |
(100
%) |
01'
04'' 15 |
181
% |
|
cleaner 5 for Mac OS X | |||||
MPEG2 | 03'
14'' 06 |
(100
%) |
01'
38'' 90 |
195
% |
うーん、速いですねえ。ぷれぷれさんのFinal Cut Pro UnofficialとこのFCPベンチ2002(仮称)に早く参戦したいものです。
2002.10.01 Mac OS XでDTVでDiskのパフォーマンスを計測するを公開
新コーナーMac
OS XでDTVを仮公開始めました。このコーナーでは、ここでは、DTVに関連するMac OS XのTipsを集めていこうと思っております。
たぶん、 Mac OS XはUNIXベースであることを活用して、Teminalでコマンドを叩く、といった裏技が中心になると思いますが。
第一弾は、Diskのパフォーマンスを計測するです。DTVにおいてマシンの基本性能を知っておくことは基本です。ですが、Mac OS X環境下で、Diskの読み書き速度を調べるツールはあまり知られておりません。ここでは、Disk Perfomanceベンチマークツール、iozoneをご紹介します。
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Yasushi SATO |