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2002.10.04 PowerMac G4(Mirrored Drive Doors)1.25GHz Dualのパワーを引き出す
せっかくのDualマシンなので、CPUパワーを最大限に引き出すことを目指して、試行錯誤しております。
で、まずは、Final Cut
Proでレンダリング実行時において、CPUの利用率を調べてみます。
[プロセスビューワ]でみますと、約105%といったところです(Dualプロセッサなので、各100%、計200%が最大理論値)。
[CPUモニタ]でみても、こんなもんです。CPU時間の半分くらいは使っていない、ということですね。
これではとても悔しいので、UNIXコマンドでプロセスの優先度を変え、Final Cut Proでの処理を最優先にしたりしてみました。この模様は、Mac OS XでDTVの第二弾でお知らせする予定ですが、結果として効果はありませんでした。うーん、残念。
PowerMac G4 1.25GHz Mirrored Drive Doorsの105%(200%中)ということは、Final Cut Proでレンダリング中でも別の作業をしても使い物になるということです。ちなみに、PowerMac G4 733MHz Digital AudioでFinal Cut Proレンダリングした場合、CPU利用率は約90%(100%中)に達していますから、余裕はないことはあきらかですからね。
そこで、cleanerでMPEG書き出ししながら、Final
Cut Proでレンダリング、という過酷なことを行ってみました。
その結果、cleanerには約88%、Final Cut Proへは107%、計195%のCPU利用率となりました。 CPUモニタでみても、ほぼすべてのCPU資源を使い切っていることがわかります。
ということで、複数のアプリケーションを同時実行するなど過酷な処理条件でこそ、Dualプロセッサの資源を使い切ることができる、ということのようですね。
考えてみますと、レンダリング中ほかのソフトで作業できる、というのはDTVの作業上いいですねえ。「ふたつのソフトで同時レンダリング」という今回の例は極端にしても、「Final Cut Proでレンダリングしながら、Photoshopで別の作業」というケースは、現実にありそうですからね。
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Yasushi SATO |