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2002.04.30 新PowerBook G4(DVI)登場
アップルが、新PowerBook G4(DVI)を発表しました。
まず、DTV関連事項については...。
PowerPC G4 800MHzまたは667MHzというのは、前PowerBook
G4(Digital Audio)の667、550MHzの順当なプロックアップ版ですが、それだけではなく、1MBの3次キャッシュ搭載、というのがDTVにとってはポイントですね。前PowerBook
G4(Digital Audio)では3次キャッシュ非搭載だったもので、Final Cut Proのリアルタイムエフェクト処理は、前々モデルのPowerBook
G4の500MHzモデル(3次キャッシュ搭載)の方がマシ、という情けない状態でしたからね(笑)。おそらく、DTV用途では、単にクロックアップ分の順当な性能アップ以上の効能が期待できることでしょう
同じ意味で、新PowerPC G4 800MHzの方が、3次キャッシュの効果の分、おなじクロック数のiMac G4 800MHzよりも速いでしょうね、おそらく。
従来通り、Gigabit Ether搭載というのも、ムービーの様に大容量ファイルをやりとりする際にはいいですね。もう一点、オーディオ入力が復活した点も、ストリーミング時などにありがたいですね(USBサウンド入力って邪魔っけなので)。
以上がDTV関連の話題でしたが、その他一般的な事項では...。
液晶サイズの1280×854になりましたが、これまでの1152×768に比べて実際の使い勝手はどうなんでしょうかねえ。あんまり変わらない気もしますが、Final
Cut Proで表示トラック数を2〜3トラック増えるくらいかなあ(笑)。
また、RGB出力端子に変わり、DVI出力に変更されました。当然、デジタル接続(DVD-D)、アナログRGB接続の両用が可能なDVI-I端子で、付属のDVI-VGAアダプタで液晶プロジェクタでのプレゼン時も特に問題ないし、別売りのApple
DVI‐ADCアダプタキットでApple Cinema HD DisplayなどにADC接続できますし、もちろん、DVI端子の液晶モニタにデジタル接続できますし。
IrDAがなくなっているようですが、その一方で、Bluetoochは間に合っていないようですね(笑)。
全般的に見て、モバイルDTVマシンとしても、良い出来に仕上がっているといえますね。
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Yasushi SATO |