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1999.04.10

 

1999.04.10 Final Cut Pro 1.0登場

Appleが、Final Cut Pro 1.0(英語版)を出荷開始しました。

Final Cut Proは、性格的には、Premiereのタイムライン編集+After Effectsの合成機能が組み合わさった感じのソフトウェアで、機能的には、Premiereを凌駕しているが、「Premiere+After Effects」には達しない、といったクラスです。価格もこれに準じた価格帯です。
「Premiere+After Effects」がオールインワンで統合されていること、なによりも、MacやQuickTimeを開発したApple社自らが開発したDTV編集ソフトウェアであることを考えると、今後のMac界のDTVは、Final Cut Proを一つの規範・中心・核として進んでゆくことになりそうです。

元々Macromadia社にて、Adobe Premiereの元設計者だったRandy Ubillosらにより開発されていた開発コード「Key Grip」が前身で、1997年4月のNABで初お目見え。翌1998年には、Apple社へ開発が移行し(Macromedia社のFinal Cut開発チームを含むスタッフがApple社に移籍)、そして今年のNAB1999で、QuickTime4.0beta Eとともに、Final Cut Pro 1.0 Eが出荷開始されたものです。

さて、日本語版の登場はいつなのかなあ。

   

   

   

   

   

   

   

   

   

   

   

   

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